猫背
猫背が起こる原因として様々な原因があります。皆さんも1度は耳にした事があると思います。
「姿勢の悪さ」「運動や仕事での動き」「日常生活での左右差や癖」など色々な原因が重なり発生しています。
猫背に悩まれている方、次に当てはまるものはありませんか?
- 周りから猫背を指摘される
- 猫背の姿勢がみっともなく年をとったと言われる
- 立っていると頭と首が前に出ているといわれる
- 良い姿勢をとると背中、腰が辛い/li>
- 肩こり頭痛がひどく出る
- デスクワークやスマホをいじると猫背になってしまう

あなたは何個当てはまりました?1つでも当てはまれば体からの危険信号です。
猫背は「楽な姿勢」だが「良い姿勢」ではない…
普段の生活の中で前傾姿勢になる動きが多く、体を反るような動作は少ないと思います。
猫背かどうかは気を抜いている時の立ち姿勢が分かりやすいです。
分かりやすく説明すると…
- 横から見て、頭は体の軸の真上にのらず前に出てあごが上に上がってしまうのが猫背
- 特にイスに座ったり、座りながらの長時間のデスクワークによって更に姿勢が悪く、猫背が悪化します
なぜ?そうなるのかというと猫背の方が「楽」だからです
ただ、もう1度言います。誤解してはいけないのが「楽な姿勢」と「良い姿勢」はまるっきり違うという事です。
筋肉は、背骨の上に乗っかっているだけで猫背の姿勢により背骨の湾曲が正しい位置にないと筋肉本来の動きとして伸びたり縮んだりといった動きを繰り返し行う事が出来ず調子がおかしくなってしまいます。
頭の重さは体重の1割と言われていて頭部が前に出れば出る程、首や肩に負担が掛かります。
その結果、首や肩、胸周りの筋肉が緊張しコリなどを引き起こします。
猫背がひどくなると見た目老けて見えたり、腰から下半身にも悪影響として症状を起こし腰痛や腹部が突出しポッコリとしたお腹などにもなりやすいです。
猫背姿勢での3つのポイント
1.頭部が前に出ている
2.肩が巻き肩で前に出ている
3.骨盤が後傾している
1.頭部が前方に出ると頚部の周りの筋肉が緊張する
頭部が前方に出てくるとこれ以上突出しないように頚部前面の筋肉が緊張し、硬直するのであごを突き出しながらの姿勢になってしまいます。
2.肩が巻き肩の場合
猫背の場合、背中が丸くなり背中の筋肉が伸びていると思われがちですが、胸前の筋肉が縮こまり硬くなると肩が巻き肩となり猫背を引き起こします。
3.骨盤後傾
骨盤の後傾とは骨盤自体が後ろに倒れることを言います。体の中でも腰周り骨盤は要になる箇所であり、傾きや位置によって様々な原因を生み出してしまいます。その結果、姿勢の悪化や肩こり・腰痛や腹部の突出によるぽっこりお腹が発生し、姿勢によって内臓の位置や働きを悪くし内科的な問題も起こしてしまいます。骨盤が後傾する原因は、頭部が前方へ変位し巻き肩になり体のバランスを保つために、骨盤を倒し後傾の姿勢になってしまいます。
猫背の原因
原因としては様々ですが大きく猫背に共通している事として「胸の筋肉が硬い」「体幹が弱い」という事です。
姿勢的に頭部が前方、あごが上がり、骨盤の後傾となると前面側の上半身は縮こまり背中側の上半身は伸ばされてしまいます。
その為、胸部や腹部周辺の筋肉が硬くなり、骨盤が倒れ、姿勢を保持する筋肉が弱くなり猫背となってしまいます。日頃の姿勢から気を付けるだけではなく原因となる部分を追究する事が大事になります。
当院による施術・改善・予防方法
- 当院はあなたの体に合った施術、予防方法をお伝えします。
- 私はあなたの猫背を引き起こしている原因を問診の時点から細かく確認し、早期回復そして再発を防ぐ為に根本から改善を目指します。
そもそも根本改善とは何か?
当院は痛みにだけ着目するのではなく、どうしてその痛みが出てしまったのか?というように原因を追究しています。その為ご自身の体の現状を知り、どこが悪さをしているかを確認し施術を行い再発の防止をする事が当院での根本改善としています。
1:当院では体全体の骨格を調整します
人間は二足歩行の為、まずは足から左右差、ズレなどを確認し「土台となる骨盤」「軸となる背骨」などを調整し、筋肉の張り、血流の改善、神経伝達の働きを良くしあなたの体の中から自己調整能力として自然治癒力を高めていきます。
2:生活習慣からの予防
体全体を施術し歪みを調整出来たとしても、日常生活での左右差や癖、仕事での動き姿勢の改善など、普段からご自身の体を理解し予防をしていかないと、また歪みが発生し怪我に繋がる可能性が高まってしまいます。 再発予防の為に座り姿勢、立ち姿勢を当院は徹底的に指導していきます。
3:院・自宅でも出来る運動、セルフケアも充実
体の状態が良くなりバランスも整ってきたら無理のない範囲から運動やエクササイズを行います。
- ウォーキングの仕方や時間
- 自宅で行える負荷がないセルフケア
- 興味や必要性がある方はストレッチポールなどでセルフケアの指導もさせて頂きます
4:お互いが協力する事の大事さ
体の状態を最大限高めるには、治療側と患者さんとのお互いに協力し合うことが治療効果も高まるキッカケにもなります。
そして体を良くする為にもう1つ大事な事は、いかにマイナスな事よりプラスになった所に気付ける事が体の状態を良くなる秘訣です。
施術者は症状の原因を発見し伝える事が大事になり、患者さんはその原因を把握し普段からの原因を起こしている左右差や癖、生活習慣の改善や予防方法をしっかり実施し、ご自身でも治したいという強い気持ちがあればある程、本来あなたの体に備わっている自然治癒力が働き更に回復力が高まるでしょう。
その様に自分で治せる体になれる様に一緒に頑張りませんか?