経口補水液とスポーツドリンクの違いは?

福生こもれび整体院では、身体の痛みはもちろんですが痛みが起きた原因を追求する事に力を入れています。

肩こり、腰痛、坐骨神経痛、膝痛、頭痛、自律神経症状に対応しています。

 

今回のテーマは経口補水液とスポーツドリンクの違いは?というテーマです。

梅雨が明けてから夏本番や熱中症予防のためにと、自販機や店頭にもたくさん並ぶ経口補水液とスポーツドリンクですが、皆さんはこの違いはわかりますでしょうか?一緒に見えて実は使うシーンや飲料の中身が異なります。正しく知った上で自分の身体(状態)にあった物を摂取しましょう!

 

経口補水液とは?

主に脱水時の水分・電解質(塩分)を素早く補給するための用いられます。「経口補水液療法」として主に発展途上国での脱水症の改善の治療方法として注目を浴び、先進国の医療現場での胃腸炎などの脱水症への治療に用いられてきました。

所ジョージさんがCMで有名なOS−1は医療現場でも活用されており軽度から中等度の脱水症における水・電解質の補給・維持に適した「病者用食品」となっています。

経口補水液がありますが、全ての経口補水液が病者用食品ではありません。図にある特別用途食品のマークがラベルにあるもののみ病者用食品として消費者庁に許可されたものになります。

近年では店頭などに多くの商品が並んでいるので気軽に経口補水液を飲んでいらっしゃる方も多いと思いますが、治療目的で使用する事もある飲料という事も理解して必要な場面でご活用ください。

 

スポーツドリンクは?

一般的にスポーツドリンクは運動時に適したドリンクで、有名なものは「アクエリアス」「ポカリスエット」が知られているでしょうか?運動時のエネルギー補給と塩分・水分補給を目的としたドリンクとして作られました。

運動強度や食事のタイミングにもよりますが、1時間程度の運動の場合は水やお茶などでの水分補給で構わないと言われていて汗をダラダラかくような運動の場合は、スポーツドリンクが推奨されています。

飲んでいて気づかれている方もいるかもしれませんが、スポーツドリンクを飲んで甘ったるいなと感じる時は、今の状態での水分補給にはスポーツドリンクが向いていない可能性もあります。ポカリスエットを甘いと感じる方も多い飲料水ですが糖質濃度が約6%で推奨範囲内のドリンクになります。しかし、中にはこれよりも糖質濃度の高い飲料で運動時にもオススメという記載のあるドリンクもあります。スポーツドリンクを購入の際は是非ラベルで「炭水化物」と「ナトリウム(食塩相当量)」をチェックしてみてくださいね!

 

日頃、飲まれる飲み物によっては摂取しているにも関わらずに飲み物の作用によって利尿作用が働き身体から水分が足りない状態になっている方もいます、体内水分が少ない事で身体の回復力も違います。

まず大切な事は普段の生活で食事や水・お茶などの飲料からの水分補給が不足していない事。これを大前提に軽く汗をかく場合は、さらに水やお茶をコップ1杯ずつ少しずつ飲む事。さらに1時間以上の運動が続き大量の汗をかくような場合は、スポーツドリンクを活用する事。そうやって意識して飲水していても脱水状態であれば経口補水液を活用する。このような順番で状況に応じて飲む物を使い分けて頂ければと思います。

※経口補水液は塩分濃度が高いので、脱水状態でない場合は血圧に影響したり腎臓に負担がかかる場合もありますので必要以上に飲む事は避けましょう!

 

最後に同じ運動をしていても脱水症になる人や熱中症になる人といます。違いは何か?は個人差が大きいですが、食事量や食習慣、睡眠時間や体調管理などその日のコンディション・状態にもよります。食事も1日約1リットルの水分補給の役割していますが、欠食をする、食事量が減る、食材の水分量が少ないといった事も脱水や熱中症にリンクしているので毎日の食生活・生活習慣などもこの機会に見直してみてくださいね!

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